海蔵寺へ鎌倉三十三観音御朱印巡りの旅

札所第26番、扇谷山 海蔵寺(かいぞうじ)

海蔵寺は鎌倉時代に宗尊親王の命で藤原仲能が創建したものの、鎌倉幕府滅亡と共に消失したという説もあります。

しかし、1394年(応永元年)第二代鎌倉公方足利氏満の命令で、扇ガ谷上杉二代目氏定が開基、心昭空外(源翁禅師)を開山とし創建されたという説の方が有力です。

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海蔵寺 入口
扇ガ谷の谷戸のつきあたりにある深い緑に囲まれた古刹の海蔵寺。

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海蔵寺 山門2
山門を抜けると花に囲まれた美しい境内が現れます。

海蔵寺 山門

海蔵寺 薬師如来像

本尊の薬師如来坐像は、胎内に空外が赤子の泣き声が聞こえて土の中から掘り出したといわれる仏面を納めた像として有名で、啼薬師(なきやくし)・児護薬師(こもりやくし)とも呼ばれています。

薬師堂にはこの薬師如来を中心に、日光・月光菩薩の薬師三尊像が安置されています。

薬師堂 仏殿

毎晩、寺の裏から聞こえてくる悲しげな赤ん坊の泣き声のところへ心昭空外(源翁禅師)が行くと、金色の光と甘い香りが漂う墓があり、経を読みながら掘ってみると、中から薬師様のお顔が現れ、新たに作った薬師像の胎内にそれを納めたといわれています。

薬師如来像

胎内の像を拝観できるのは六十一年ごととされています。
胎内の像

海蔵寺 本堂

関東大震災で倒壊した後、大正14年(1925)に再建された。

海蔵寺 本堂
欄間の雲龍彫や間切戸の雲龍山水画、正面4枚戸の牡丹唐獅子などは芸術的価値も高い。

海蔵寺 牡丹唐獅子

十六の井

海蔵寺には仏殿の裏の岩窟に「十六の井」と呼ばれる不思議な井戸があります。

大きなやぐらの中に縦横4つずつ丸穴が掘られていて水が湧き出し、正面奥の壁には観音菩薩像と弘法大師が祀られています。

この穴は十六菩薩をなぞらえたとか納骨堂の役割をしていたなど諸説ありますが、詳しいことは分かっていません。

十六ノ井 入口
穴は、直径70cm、深さ50cmほどといわれています。

十六ノ井

底脱の井

水源豊かな地域らしく、山門の脇には鎌倉十井の一つとされている底脱ノ井(そこぬけのい)もあります。

ここは武将安達泰盛の娘、千代能がここで水を汲もうと来たときに、水桶の底が抜けたため

「千代能がいただく桶の 底脱けて 水たまらねば 月もやどらじ」 

と詠んだことからこう名づけられました。

底脱の井

海蔵寺 御朱印

海蔵寺 御朱印
ご詠歌 ふだらくの ちかひもひろき うめがやつ いろかおもなし のりのすがたぞ

海蔵寺 拝観料と時間

開門 9:00 閉門 16:30
拝観料 無料(十六の井100円)
住所 鎌倉市扇ガ谷4-18-8 tel 0467-22-3175
※変更になっている場合がございます。

海蔵寺の動画、「アッ!」と驚く美しい映像を見る。

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