佛日庵へ鎌倉三十三観音御朱印巡りの旅

札所第33番、円覚寺 佛日庵(ぶつにちあん)


佛日庵は弘安七年(1284)に没した円覚寺の開基、八代執権北条時宗の廟所で、九代執権貞時と十四代執権の高時も合葬されています。

佛日庵へ行くには、まず円覚寺の入口から入っていくことになります。

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・円覚寺 総門
円覚寺 総門

北条氏が滅亡した後は、徐々に衰退し鶴穏周音(かくいんしゅうおん)が再興して室町時代中期には円覚寺の塔頭となりました。

時宗がこの場所に小さな庵を結び、蒙古軍に対処する精神を鍛えるため禅修行をしていた時に信仰していたとされるのが札所本尊でもある十一面観音坐像です。

・佛日庵 山門
佛日庵 山門

佛日庵 開基廟

通常中に入ることは出来ませんが、大きい茅葺の屋根が特徴の開基廟に北条時宗・貞時・高時の木造が安置されています。

佛日庵 開基廟

佛日庵 本堂

本堂には、本尊の鎌倉地蔵霊場十四番にもなっている地蔵菩薩坐像と鶴穏周音木像が安置されています。

また、「仏日庵公物目録」は中国から日本への文化の流入の歴史を探る上で貴重な資料とされています。

佛日庵 本堂

佛日庵 境内

境内には、鶴隠周音の隠居所の名を継ぎ、川端康成の「千羽鶴」の舞台になったことでも有名な茶室烟足軒(えんそくけん)があります。

烟足軒

烟足軒と不顧庵では4月と10月の4日、時宗の亡くなった4月4日にちなんで茶会が開かれています。

また茶室の前には緋色の毛氈の上に腰掛けて、お抹茶を頂ける場所があります。

佛日庵 境内2

6月は紫陽花、秋は紅葉に囲まれてゆっくりとお茶を楽しみながら千年の時のうつろいを感じることが出来ます。

また、佛日庵には苔をメインとした苔庭があり、訪れた人達を癒してくれます。

かつてのお寺は文化活動を促進する場所でした。

佛日庵は当時のようにお寺を文化発信の場所にしたいという住職の想いから、バラエティにとんだイベントが企画されている斬新な寺院でもあります。

佛日庵 境内3

プロの落語家やミュージシャンを招いて、落語会・お笑いライブ・ボサノバコンサートなど寺院という枠にとらわれず、「北鎌倉 お坊さんアカデミー」と称し様々なイベントが催されています。

企画されるイベントはSNSを利用して発信されるなど、新しいお寺の在り方を提案しています。

こういった姿はお墓参りや観光だけで終わらない、人々が集まるお寺の本来の姿なのかもしれません。

・入口にキレイな花が飾られていました。
佛日庵 生け花

佛日庵 御朱印

鎌倉三十三観音めぐりで32箇所めぐって最後にここ佛日庵で御朱印をいただくと「結願」の印を押してもらえます。
佛日庵 御朱印
ご詠歌 ただたのめ 大慈のちかひ あまねくば けふもきえなん のちのよのみち

佛日庵 拝観料と時間

開門 8:00 閉門17:00(11月~3月16:00)
拝観料 円覚寺300円 佛日庵100円(抹茶付き500円)
住所 鎌倉市山ノ内434 tel 0467-25-3562

※変更になっている場合がございます。

佛日庵の「アッ!」と驚く美しい映像を見る。

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