建長寺へ鎌倉三十三観音御朱印巡りの旅

札所第28番、巨福山 建長寺(けんちょうじ)

建長寺は臨済宗建長寺派大本山の寺院で、鎌倉幕府五代執権北条時頼により日本初の禅宗専門道場として1253年(建長5年)に創建されました。

山号の由来は寺の前を通る巨福呂坂に、寺名は創建年である建長五年の年号からとられました。

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建長寺 入口

永久の乱で勝利した北条氏は事実上京都の中央政府よりも強い力をつけていて、鎌倉が国を動かしていた時代でした。

時頼は熱心な仏教信者としても知られています。

開山は33歳で宋から来日した厳格な教えで有名な僧、蘭渓道隆です。

建長寺 三門

そのため伽藍配置は中国式で、寺内では日常的に中国語が使われ、境内は塵一つない程清掃が行き届いていたと伝えられています。

蘭渓道隆が書いた指導書の「法語規則」は国宝に指定され、死後には国内初の禅師号を後宇多天皇より授けられました。

その後鎌倉大地震や度重なる火災で創建当時の建物は失われ、現在の建物は江戸時代のものです。

建長寺仏殿と本尊地蔵菩薩坐像

・仏殿
東京都港区にある芝増上寺に建てられた徳川秀忠夫人、崇源院(お江)の霊廟を正保四年(1467)に移築したものです。

全体として禅宗様式が基となっていますが、屋根が入母屋造りでなく寄棟造りであるところなどが他のお寺の仏殿と違っています。

建長寺 仏殿5

建長寺 仏殿2

・地蔵菩薩坐像
本尊は室町時代に再興された像高2.4mの地蔵菩薩坐像です。

建長寺 本尊 地蔵菩薩坐像2

一般的には釈迦如来が本尊とされる禅宗ですが、建長寺のある谷が元々処刑場がある地獄谷と呼ばれる場所で、以前この地に処刑された死者の魂を弔うためにあった心平寺の本尊がこの地蔵菩薩だった事が理由とされています。

建長寺 本尊 地蔵菩薩坐像

他にも千体地蔵菩薩立像、伽藍神像などが共に仏殿に安置され、格子天井の花鳥図も必見です。

この仏殿前にある樹齢750年と言われる7本のビャクシン(柏槙)の木は、蘭渓道隆の手植えだと伝えられています。

建長寺 ビャクシン

建長寺 法堂

札所本尊の千手観世音菩薩像が安置されている法堂(はっとう)も、仏殿と並び重要文化財に指定されています。

建長寺 法堂2

文化十一年(1814)に建てられ、屋根は入母屋造、銅板葺き。

大型禅宗様式建築物として国の重要文化財に指定されています。

・千手観世音菩薩像
千手観世音菩薩像

千手観世音菩薩像2

・雲龍図
禅宗では法の雨(仏教の教え)を降らせるという意味で、法堂に雲龍図を掲げることが一般的だったのですが、建長寺には無かったため1996年に小泉淳作画伯によって雲龍図が描かれました。

五爪の龍は日本では珍しいそうです。

雲龍図

雲龍図3

鎌倉五山第一位の寺格を持ち、禅宗の中心的だった建長寺には見所が多くあります。

歴史的な建物ももちろんそうですが、ベンチに座って眺める美しい庭園や、見事に咲き誇る桜や萩などの四季の花たちが心を洗ってくれます。

建長寺 境内

建長寺 御朱印

建長寺 御朱印
ご詠歌 世の中の やみぢをてらす みほとけの きよきひかりの かざりなければ

建長寺 拝観料と時間

開門 8:30 閉門 16:30
拝観料 300円
住所 鎌倉市山ノ内8 tel 0467-22-0981
※変更になっている場合がございます。

龍峰院の「アッ!」と驚く美しい映像を見る。

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